吉元大生(20=静岡)が佐伯亮輔との同期対決を制し、無傷で決勝に勝ち上がった。準決5Rでは赤板から佐伯との主導権争いになったが、突っ張り切ってラインで上位独占を決めた。レース後は佐伯が息を切らせながら引き揚げてきたのに対して、吉元は余裕の表情だった。「学校を卒業してからずっと体作りをやってきた。まだまだだけど、レースでも対応できるようになった」と自分の中でも力が付いていることを実感している。決勝も地元の森田優弥ら113期が4人勝ち上がった。準決同様に力勝負でデビュー戦以来の優勝を決める。