予選5Rに登場する113期の植原琢也(24=埼玉)は、デビュー10場所目にして2度目の奈良参戦となった。

前回の8月は、その後2班に特別昇班した松井宏佑の番手から抜け出し完全Vを飾っている。「スプリンタータイプだし、33バンクの方がいいのかもしれませんね」。

ただ今回、若干トーンは低めだった。というのも「(前場所の)玉野の前ほど、練習でのイメージがしっくり来なかった」ため。競走の間に行う練習のスパンが、まだつかめ切れていないのだという。とはいえまだデビューしてこれが10場所目。まだまだ成長途上だということだろう。ここも「まずは決勝に行けるように」初戦を勝利で突破する。