かつてはG1戦線で活躍した佐藤仁(秋田)も今では56歳。チャレンジが定位置となった印象があるが、当時の片りんを見せたのが2日目1R。

レースは菅原洋輔の番手から離れて6番手という絶体絶命のピンチ。だがそこからしっかりコースを見極めて1着まで突き抜けた。「まあ、離れてしまったから偉そうなことは言えないけど、コースを見て踏むことはできた」と今年2つ目の勝利をゲットした。佐藤が好走すればオールドファンはにんまりする。これからも息の長いところを見せてほしい。