かつて徹底先行としてS級でも優勝した川島聖隆(41=香川)が選抜4Rで逃げ切った。

後攻めから赤板で先制すると、ペース逃げで別線ばかりか番手選手も幻惑した。「今日の1着は自信になる。自分は勇気を出して逃げられるかがポイントだから」とうなずいた。昨年夏には右足の腫瘍を手術で取り除き、戦列を離れた。104キロあった体重は91キロまで落ち、スリムになった体が踏み出しを支える。23日は42歳の誕生日。「また、明日もいい日にしたい」。狙うは連勝だ。