決勝が12Rで行われ、渡辺雄太(24=静岡)が地元G3初制覇を飾った。

吉田敏洋-東口善朋-神田紘輔が正攻法。青板を過ぎて後方の郡司浩平-渡辺-岡村潤-和田健太郎が押さえに出ると、中団から鈴木竜士-三谷将太も踏み上げた。郡司が主導権を取り、鈴木は和田の後ろに入って5番手、吉田は7番手。

郡司の先行をフルに利した渡辺が、最終1角で仕掛けた鈴木に合わせてバック手前から番手まくりを打った。鈴木も吉田も不発に終わり、渡辺が危なげなく押し切り優勝。追走の岡村-和田が2、3着に流れ込み、南関ラインで上位を独占した。

2車単(1)(4)は280円、3連単(1)(4)(9)は560円。

◆渡辺雄太の話 郡司さんのおかげです。めちゃめちゃ緊張しました。理想の展開でしたが、郡司さんがかかっていたし、ちぎれそうに…。次は自力で勝負したい。グランプリの前座(次走のF1寺内大吉記念杯=28~30日・静岡)で頑張ります。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)