正式名称は「全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」。通称は全プロ記念と呼ばれ、全日本プロ選手権自転車競技大会（通称全プロ競技会）の直前に開催されるＦ２レース。

　９５年の名古屋開催から、毎年５月に全プロ競技会開催に合わせて行われるようになった。０３、０４年は開催されなかったが、０５年松戸から２日開催になり、現在に至っている。この大会の厳密な決勝はないが、０６年松山開催から、初日に選考上位２７人による優秀を３個レース行い、１～３着の９人によって「スーパープロピストレーサー（ＳＰＲ）賞」が２日目のメインとして行われている。

　最近５年間のＳＰＲ賞の優勝者は１２年前橋開催が伏見俊昭（福島）、１３年岸和田開催は新田祐大（福島）、１４年取手開催が浅井康太（三重）で、１５年別府と１６年伊東開催は武田豊樹（茨城）が連覇している。