稲毛健太(25=和歌山)が省エネ? 走法で決勝進出を決めた。

 準決10Rは打鐘から主導権を握った箱田優樹の3番手を確保すると、後続の仕掛けに合わせて最終2角スパートで押し切った。「今日は作戦を何も考えていなかった。箱田が後ろで足をためているのは分かっていたので。3番手に入れたし、後は落ち着いてどこから仕掛けようかと思った」。そう振り返ると「(人の)後ろだったので楽ですね、いつもより。たまにはいいですかね」と笑った。徹底先行で33バンクなら2周先行も辞さないタイプ。半周の自力駆けは物足りなかったかも?