鎖骨の粉砕骨折で80日間の欠場を余儀なくされた松尾智佳(26=愛媛)がいきなり決勝進出を決めた。

 「並走になったときはまだ恐怖感がありますが、それも日がたつうちに慣れてくると思います」。普段の練習ではたまに先輩と競りの練習もしている松尾は「実戦では出来ないですが、なにかのアクシデントがあったときに対処できるから」と屈託なく笑った。徐々に強気の攻めがよみがえってくるはずだ。