114期の羽野直也(20=福岡)が、デビュー135走目で待望の初勝利を飾った。2Rで6コースから空いた1Mを冷静に差すと、バックでぐいぐい伸びて2M先取りに成功した。レース後は、大神康司や森田昭彦ら福岡支部の先輩たちにかつがれて、大時計前の水面に飛び込んだ。「水神祭はうれしい。(ここまで)長かった」と喜びをかみしめた。

 羽野は昨年5月16日にデビューした若松の地で、約11カ月で勝利をつかみとった。