決勝唯一の地元選手だった桐山敬太郎(32=神奈川)は、ゴール目前で無念の落車(携入9着)。右大腿(だいたい)、下腿(かたい)、右肘、右手親指以外の指の擦過傷と診断された。

 右半身の包帯が痛々しかったが「大丈夫。フレームも壊れていないみたい。でも、今は体も平気だと思うけど、この後どうなるかわからないので」と、次戦の共同通信社杯出走は慎重に判断する意向を明かした。

 レースについては「判断は4角まで完璧だった。(優勝を)取れると思ったけど…。悔しいけど、取りにいった結果なので」と自らに言い聞かせるように語っていた。