長沢彩が痛恨の連続2着に口元を引き締めた。

 予2は奥井迪が前受けで、5番手から上昇する長沢を確認すると、打鐘から突っ張って先行。長沢は奥井を追ったが山本と踏み合って脚力をロスした。「チャンスはあったのに並走になったのが…」。上がり12秒7で逃げ切った奥井に完敗、予1もカマした加瀬加奈子に敗れただけに「30代になれば、私もあんなに強くなれますか?(笑い)」と、30代の徹底先行の強さに舌を巻いた。逆転Vへ「ちょっと組み立てを考え直します」。奥井VS加瀬の先行争いは必至だけに、もつれれば最後の最後でチャンスをつかむ。