関東勢は長い長い作戦会議の末に、並びを確定させた。朝倉は早々に4番手を表明しており、神山拓弥、矢口啓一郎と岡田征陽の3人で15分も激論をかわした。

 通りがかった村上からは「長いなあ」と、突っ込まれるシーンも…。最終的に先頭となった矢口は「どちらが前でやるかというだけ。3日間自分で走ったスタイルを崩したくなかったし(神山)拓弥の方が後ろで何でもできるしね。これが(地元の)前橋記念なら『お願い、行って』ってなるんだけど」と苦笑い。難敵新田を前に、関東は一丸となって撃破を目指す。