黒木誠一が「今回は国際競輪だと思っていたから良かった」と笑わせた。

 前回前橋が外国勢シリーズだったのもあるが、青森には印象深い出来事がある。04年の国際競輪初日にライアン・ベイリー(オーストラリア)と対戦、ベイリーをまくり追い込みでかわして1着(同着)をつかんだ。翌日、ベイリーは10秒5のバンク新を樹立。今でもこの記録は破られていない。

 初日は同県の篠塚光一に前を任せるが「今回は自力も打てる準備はしてきた。まあ、明日は相性もいいし、同県だから任せる」とニヤリ。青森の黒木は軽視禁物だ。