日本人選手の作戦を聞いたペルビス(30=フランス)が「なぜ、俺に付かない?」と、独りぼっちにちょっぴりおかんむり。

 今年の世界選のケイリン、1000メートルTTチャンピオンで脚力には問題なしだが、日本人選手の「出足に付いていく自信がない」との説明を聞いて納得したようだ。

 当地の実績は完全Vを飾った昨年6月の1開催のみ。ペルビスも当然、記憶している。「去年はサンレンショー」と日本語で説明した。ギア規制される前から競技でも3・92のギアを使っており「違和感はない」。日本人が束になって抵抗するが、世界の足を見せつけ、1人でも勝てるところを実証する。