29日が31歳の誕生日だった中川諒子(新潟)だが、バースデー白星は飾れず3着だった。

 石井貴子の豪快ガマシを2番手の矢野光世とともに3番手から追走。バックから矢野をかわしに出ると、今度は矢野にも抵抗されてしまった。

 中川は「矢野が追いつくかどうか分からなかったので、先に仕掛けたんですけどね。矢野も私に気付いて踏んだみたいで、2人でやり合ってしまいましたね。2日間、中途半端ですね」と苦笑いでレースを振り返った。

 31歳になった抱負を「グランプリに乗れるように」と即答。一方、30日午後3時から投票が始まる「ガールズケイリン総選挙2015」について聞くと「まあ、あれは狙っていませんから」とジョークで笑い飛ばしていた。

 決勝はW石井の間隙(かんげき)を突くV差しで、ファンの支持を集める。