地元の下條雄太郎が、待って待って、SG初の準優をつかんだ。

 19位で見ていた12R、勝負駆けだった重成一人が5着に敗れ、最後の椅子が転がり込んできた。「こういうことって、あるんですね」と、喜びも抑え気味にはにかんだ。とはいえ、堂々のベスト18入り。足も良くなってきている。「大外ですし自分の好きな足に仕上げます。展開を突けるように」。地元で一気の優出をもくろむ。