高橋潤(30=岩手)が、準決8Rを2着で突破して1、2班戦初の決勝切符をつかんだ。「初めて決勝に行けて良かった」と、うれしそうに汗をぬぐった。

 勝負勘がさえた。準決は単騎戦だったが、周回中は「点数上位の2人の後ろがいい」と小島歩-森川剛の地元勢を追走。大塚英伸のまくりを追った森川を最後にかわして、3連単11万車券を演出。「前期が全然ダメだったから」と心機一転、後半戦初戦でつかんだ決勝戦は北日本3番手から上位を目指す。