福田礼佳が、父祐治さん(54期、引退)の前で決勝進出を決めた。

 予1を6着で終えて「狙うしかない」と初手から奥井迪の後位に付けた。打鐘前から仕掛けた奥井を「あそこから踏んでいくのはさすが」と見とれながらも好追走。最後は「追走で足がいっぱいになった」。奥井の先行力に脱帽しつつも2着で決勝切符だ。デビュー戦の川崎は465と低迷したが、検車担当の父に快走を見せた。「在校成績で自分より下だった人が先に決勝に乗って焦った」が、結果を出した。決勝は逃げる奥井とまくる梶田舞の完全V争い。しかしもつれれば4期生初Vのチャンスはある。