地元の片折亮太が7R6番手から大外一気のまくり追い込みを決め、今年3月小倉以来となる予選1着をつかんだ。

 打鐘では1度松山桂輔を突っ張る奇策も披露。「前を取ってすんなり下げて8番手じゃ、と思って。誰か早く動いてくれればよかったんですけどね」とニヤリと笑った。「最近点数が下がってきたから上げたい」と前検から意気込んだ通りの予選快勝。今開催は弟子の土屋壮登と同配分で、お互い準決クリアなら12年9月の大宮A級決勝以来となる師弟連係も見えてくる。「自力でチャンスを見つけていきたい」。混戦で一発をもくろんでいる。