大木雅也の孤軍奮闘が光った。

 目標不在だった1予9Rは、最終2角4番手からまくりを敢行。直線で強襲してきた近藤龍徳のハンドル投げを見事振り切った。「最近、これだけ低迷しているから自分で何とかしないとと思って、今日は9割方まくりと決めていた」としてやったりの表情。厳しいメンバーと現状を打破するための一発狙いだった。今月25日が40歳の誕生日だった。「まくりは40代一発目。自分を褒めたいですね。これをきっかけに復調したい」と再浮上を誓っていた。