特選は山崎光展(28=京都)の先行1車。得点最上位の上、展開も向きそうで当然、ファンの支持を集めそう。

 ところが、「8月の落車で腰を打って、本来の出来じゃない。余裕もないし、着をまとめている感じ」と浮かない顔だった。

 近畿スジの木村直隆が続くが、初手から安東英博が競り込むことも不安材料のひとつ。しかし、当地はチャレンジ、1、2班戦とも初Vを飾った験のいいバンク。後ろ競りを尻目にスイスイと逃げ切ってこそだ。