新山将史(24=青森)とルーキーの響平(21)が、初めて兄弟同時あっせんされた。

 2人とも「特に何とも思いませんね」と、照れくさそうに笑っていた。

 A級5Rに登場する弟の響平は、粒ぞろいの107期でも卒業記念を制した実力者。「レースには慣れてきたけど、今は末の粘りとかが課題ですね」と話す。前検前日の4日は立川(堀内俊介)と小田原(鈴木竜士)で同期が優勝を飾り「2人もですから」と刺激を受けた様子。今開催は待望の初優勝を目指す。

 一方、今期からS級に上がった将史は7Rに登場。「弟の前でいいところを見せる? でも単騎なんで、いいところも何も…。まあ気楽に走りたいですね」と自虐的に笑わせた。