GP勝負がかかった村上義弘は、徹底先行の竹内雄作を封じ魂の打鐘先行で見せ場をつくったが、7着に終わった。

 高松宮記念杯を制してGP権利を持っていた武田豊樹が優勝したため、9番手でのGP出場が決まった。「みんなにチャンスがある走りはできたが、平原と武田さんの力が上だった。1年の積み重ねでGPには乗れたが、G1を優勝していないので…」と微妙な表情。これで6年連続9回目のGP出場。ファンの絶大な支持を集める村上が、今年も大舞台で魅了する。