予選9Rで打鐘から先行した新山響平(22=青森)が逃げ切り快勝した。

 強烈なかかりに最終バックでは4番手以降が離れていった。「平塚は初めてでしたが走りやすかったです。練習が足りなかったので少し心肺機能が落ちていたけど、先行できて良かった。準決も積極策です」と笑顔で振り返った。

 107期生の新人訓練や、伊豆市のサイクルスポーツセンターへの冬季移動の準備などでやや練習不足だったが、初戦の走りを見る限り心配はない。

 2着に流れ込んだ外崎一成は「オッズを見て緊張しました。風がきついところから加速するんだから。自分でまくりを打っている感じでした」と新山の強さに驚いていた。