新鋭・吉田拓矢(20=茨城)が上々のS級デビュー戦を飾った。

 打鐘で前を押さえると、たたきに出た猪俣康一との踏み合いもあっさり制して主導権。

 「ずっと回していたので、きつかった」と振り返ったが、末の粘りも強烈だ。ゴール寸前で差し切った番手高橋大作と写真判定まで持ち込んで堂々の2着。

 「1走して気持ちも楽になった。2予で強い人と対戦できるのが楽しみ」と言い放った。