タイトルホルダーではないが、萩原操(52=三重)もレジェンドレーサーと言っても過言ではない。昨年7月30日、51歳で松阪F1をS級最高齢で優勝した記録を持つ。

 「継続性のある記録は価値がありますが、僕の記録は大したことないですよ」と謙そんする。大ギアを研究し、それに対応してきた52歳は規制後、「思うように走れていない」とこぼすが、前場所の静岡で決勝に乗るなど健在だ。予選8Rは弟子の西村光太を目標に差し足を伸ばす。