昨年暮れから11連続連対中の木暮安由(30=群馬)が安定したレース運びで快勝し、連続連対を12に伸ばした。うち10勝を挙げているように白星ラッシュだ。

 準決11Rは橋本智昭-渡辺正光が内側を抜けて先行したが、木暮は焦らず3番手をキープ。直線で楽に抜け出した。

 「人気に応えないと。お客さんあっての競輪だし」と断然人気に応える走りに満足そうだった。

 決勝は細切れ戦となった。「レースが見えている。自分のやりたいことができている」と流れに乗った。完全Vの先には11日開幕の全日本選抜(久留米)が待っている。