12月平塚F1での落車で頸椎(けいつい)、肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負った小嶋敬二(46=石川)が復帰戦の前回向日町F1を振り返った。

 「練習では不安があったけど、まあ走れた方じゃないかな。(打鐘先行した)準決は(坂上)樹大がもうちょっとうまく止めてくれていたら残れたはず」とまんざらでもなさそうだった。今回はもちろん、前回以上の仕上がりだろう。特選は再び、坂上とのタッグ。坂上に「タツ(樹大)に2周行ってもらって、番手まくりかな」とチクチクと「口撃」。それでも恐縮する坂上に「黙って付いとけ」とようやく番手回りのお許しを出した。