韋駄天(いだてん)小笹隼人が千葉に登場する。大学までは陸上で活躍。100メートルの自己ベスト10秒43を持つスプリンターだった。日本歴代2位10秒01の記録保持者でリオ五輪を目指す桐生祥秀とも、京都代表同士で合宿をした間柄だ。「体の使い方とかは一緒ですね」と、俊足は自転車にも生きている。徹底先行でS級に上がって今回が3場所目。いわき平G3でS級初勝利も挙げた。「少しずつ慣れてきたし、力さえ出し切ればという自信にもなった」と手応えを口にする。予選10Rはルーキー吉田拓矢との対戦。主導権争いに注目だ。