やはりこの男がいなければ盛り上がらない。昨年のMVP山崎智也(41=群馬)が、準優11Rで大外から2着を確保。見事に優勝戦進出を決めた。

 3コースの秋山が差す展開を、しっかり見極めたナイスレースだ。本人は「ついてますね」と笑顔を見せた。今節は3日目に4着2本など波に乗れなかったが「中だるみした時よりまし」と、現状を分析する。シリーズリーダーと見られた男が、苦しみながらつかんだ優勝戦6枠。「展開があればチャンスはある足」と、冷静に一発を狙う。