中国ダービーは波乱の幕開けとなった。

 5Rで大峯豊(32=山口)がフライングを切ると、6Rでは長尾章平(31=山口)、吉田拡郎(33=岡山)、吉村正明(36=山口)、柏野幸二(46=岡山)の4人が勇み足。早くも、5人が賞典除外となった。

 大峯は「ここ2節、悔しい思いをしたので、行く気で行ったら、これですよ…」と苦笑いするしかなく、いきなりのスリットオーバーをさびしそうに振り返った。