遠藤雅也が再度、波乱を呼ぶ。

 準決は打鐘で前を押さえて先行。中団で別線がもつれたのを追い風にペースで駆けて3着。3連単2万7350円を演出した。徹底先行を貫くが、2月いわき平の落車で右鎖骨を骨折し、3場所欠場に追い込まれた。「また落ちたら今度こそ、選手生命が終わる(笑い)。そんな中で直前の練習の感触が良かった」。その手応えが現実に。決勝は2分戦で同期の木村弘と先行対決。千葉3車の先頭で番手は同期の太刀川一成。4番手をラインの高橋が固めるからには1歩も引けない。先行争いを制してペース駆け。またも波乱演出だ。