準決8Rは結果的に1着松岡孝高、2着小原周祐、3着近藤良太(28=愛知)と、各ラインの先頭選手が上位に入った。

 中でも光ったのは、打鐘から逃げて粘った近藤。「後ろの山本(晋平)さんがうまくブロックしてくれたおかげ。それでも決勝に乗れて本当にうれしい。今年初ですからね」と喜んだ。決勝の発走時間は16時45分。「弟(龍徳)のレース(静岡・日本選手権のゴールデンレーサー賞)を見届けて、中部の番手戦になる決勝でも頑張りたい」。近藤家自慢のジャージーを着て、健闘を誓っていた。