日刊スポーツ杯決勝は中井俊亮(23=奈良)、新山響平、横山尚則と将来性豊かな自力型がそろい激戦ムードが漂う。新山のスピードにライン4人の中井が対抗する。

 準決11Rは4番手から11秒3の快速まくりで圧勝した。番手の鷲田佳史は「ここ1年ですごく強くなった。来年の今ごろはダービーに出てますよ。近畿の先導役で」と褒めちぎった。中井は「京王閣は初めてだけど、いい感じです。後手に回らないよう、精いっぱい頑張ります。積極的に」ときっぱり。新山を封じれば3月小倉以来、2度目のS級Vが近づく。