国崎良春(41=福岡)が混戦を断って、今年2回目の優勝を決めた。2着に出畑孝典が入って地元勢が上位を独占。3着は山本修一。

 「自分でもびっくりしました」と驚きを隠せなかった。バックで作野恒と石田政吾が競り合う展開になった。3番手で追走していた国崎は、2Mでこの間隙(かんげき)を突いて抜け出した。「エンジンはいいし、力強かった」と機力には自信があった。今年2回の優勝は、いずれも福岡だ。地の利を生かしての優勝となった。