カウントダウン連載「ROAD TO レディースチャンピオン」の第2回は大会展望で優勝争いの行方を占う。注目は初日ドリーム戦1号艇に入る平山智加(31=香川)。このタイトルは優勝がなく、今年こそ戴冠なるか。女子賞金争いのトップを快走する遠藤エミ、産休明けから復活した田口節子らも優勝争いに加わる。

 初日ドリーム戦のメンバーは次の通り。

(1)平山智加

(2)田口節子

(3)寺田千恵

(4)遠藤エミ

(5)細川裕子

(6)小野生奈

 平山は男子相手の尼崎周年、第2回クイーンズクライマックスと2つのG1を勝っているが、今大会のタイトルには縁がない。しかし近況は優出ラッシュと好調、F持ちも苦にならないだろう。女子トップへの通過点として優勝が欲しい。

 好調度なら遠藤は平山以上と言える。女子戦はほとんど優出を外さず、女子賞金トップを走っている。SGでも通用するターン力が魅力の1つ。

 DR組では田口、寺田がともに2度優勝している。田口は昨年11月に復帰して、5節目の宮島で早くも優勝した。津コースの強さも折り紙付き。寺田はベテランの中でも安定度がキラリと光る。

 他に日高逸子、山川美由紀のV経験者や大滝明日香、長嶋万記、松本晶恵、平高奈菜らも実力上位。また魚谷香織、小野生奈、渡辺優美の福岡勢も目が離せない。

 地元三重支部からは垣内清美、塩崎桐加の2人が出場。垣内はベテランならではの冷静さばき、初出場の塩崎は思い切りいいレースに期待したい。

※明日はコース特徴