元気いっぱいの片折亮太が準決でも大暴れする。

 「暑くても平気」と話す夏男は、6月和歌山と直前の7月久留米で決勝進出。予選8Rは打鐘先行で3着に粘って、同門で番手の藤田竜矢が1着となる内容に「いい走りができた」と胸を張った。ヨコの動きもこなす自在性が武器。前記の久留米決勝は9着大敗だが、別線にたたかれてもイン粘りで抵抗する執念をみせた。準決9Rは窓場千加頼が早めに先制するケースもありそう。後方に下がればチャンスは少なくなり「攻める気持ちを強くして戦うだけ。とにかく何でもしたい」と意欲満々だ。