小田原G3最終日の9Rは災害復興支援レースとして行われ、被災地熊本の西川親幸(50)が制した。2着には3番手の馬場勇が続き、熊本勢のワンツー決着となった。

 西川は「レース前に勇君と『頑張ろうな』と話をしていたし(先行した)久米(康平)君が落ち着いて走ってくれました。まだ熊本があんな感じなので…」としみじみ語っていた。震災で自宅が全壊した馬場は「内を締めていたのできつかった。前に迷惑もかけられないので。これからも頑張る」と話していた。