佐藤博紀が予選8R、まくり圧勝で好発進した。最終ホームは7番手。「前団が波のようにヨコに動いたのでタイミングが取れなかった」。それでも2角から腹をくくってスパート。津村洸次郎に合わせられて大外を踏まされたが乗り越えて、上がりタイム11秒4の独走劇だった。

 「5月の全プロ記念ぐらいから成績が安定しない。ここらできっちりと、まとめたい」。日大時代に走り込んだ練習バンクでの快勝スタートにも気持ちを引き締めた。準決9Rは杉森輝大の先行が有力。好機にまくって連勝を狙う。