小田原G3組は台風による順延の影響もあり、中1日の強行軍となった。10Rの河端朋之もその1人。今開催後にはナショナルチーム合宿も控え「準備ができていなかったので1度帰りました」と苦笑いしていた。それでも「移動は遠征で慣れているので」と、疲れを感じさせない笑顔を浮かべた。

 リオ五輪直後だが、世界選手権や4年後の東京に向け、競技の世界は始動している。10RはS級デビューの坂本周作との対戦。「まったく分からないからやりにくい」と警戒心をあらわにしていた。自慢のダッシュで新鋭の前に敢然と立ちはだかる。