真夏の大一番、桐生SGメモリアルを制した菊地孝平が賞金トップに立った。2着に敗れた石野貴之がわずかな差で2位に付ける。女子は遠藤エミが首位を堅持。9月はG1が多く控え、20日からは若手の祭典、プレミアムG1第3回ヤングダービーが常滑で開催される。

 ★グランプリ 大接戦だったメモリアル優勝戦と同じように、菊地孝平がわずか60万円弱の差で石野を逆転、首位に躍り出た。5位の山崎智也まで、今年のSG優勝者が占める。ほかでは茅原悠紀が21位、魚谷智之が23位と、メモリアル優出組が出場圏内18位の射程圏に入ってきている。

 ★クイーンズクライマックス 遠藤エミは、SGメモリアルこそ予選突破はならなかったが、着実に賞金を積み上げて首位をキープする。上位陣も大きな変動はない。松本昌恵、喜井つかさがオールレディースを優勝、渡辺優美もベスト10に入ってくるなど若手が頑張っている。