矢口啓一郎が千葉で“完全燃焼”する。

 松戸オールスターを「力を出し切れないで終わってしまい不完全燃焼。悲しいことに、帰ってからの練習の方が調子が良かった」と苦笑いで振り返った。関東をけん引してきた機動型も、最近は後輩に前を託すことも増えてきた。今年からは群馬支部の副支部長も務め、台風接近による開催可否を判断する選手代表の仕事も控える。それでも、ひとたびバンクに出れば選手として勝ちにこだわるだけ。「とにかく出し切りたい」。台風一過となるであろう千葉バンクで、会心の一撃をお見舞いする。