熊本のトップバッターとして3Rに登場した中本匠栄(29)が1着ゴールで重責を果たした。

 前を任せた魚屋周成(26=大分)がうまく4番手の好位置を確保。魚屋が仕掛け切れず直線勝負になったが、中本は4コーナー過ぎから空いたインを鮮やかに突き抜けた。

 「魚屋君が作戦通りに駆けてくれたおかげですよ。何とか4着までは、と思ってたのに1着ですからね。ほんとによかった」。最高の形で1次予選をクリアして大喜びだった。