高橋泰裕がホームカマシで1、2班戦2度目の決勝進出を決めた。

 最終ホームで中団の小島歩が内を突いて詰まると「その動きをみて仕掛けた」と好スパート。一気に前団をたたくと粘って2着。6月に特別昇班し、2場所目の7月小田原で初の決勝切符。今シリーズから投入した新車効果も追い風に6場所ぶりの決勝進出を決めた。決勝はラインの地元勢と別線自力。堀政美が3番手に付け、細切れ戦の中、ライン3車と優位だ。「踏み出しのダッシュ力ぐらいしか持ち味がない」と控えめだが、その持ち味が発揮できれば初Vの可能性は大だ。