2予10Rは高木翔が強烈なまくりで大本命の武田豊樹を沈めた。

 青板バックからレースが動きだす激戦。前を取った高木は「突っ張る気持ちもあったけど2周前から片折(亮太)さんが押さえてきたし、引いて巻き返そうと思って。そこは落ち着いていました」。武田が高橋和也の仕掛けに合わせて片折を番手まくり。それを高木は2角からまくり切りラインで上位を決めた。「自分でもびっくり」。久留米には2年前から冬季移動している高木。「それで、お客さんからも結構、応援がありました」。初のG3準決進出に大喜びだった。