準決10Rは北日本ラインの打鐘カマシが鮮やかに決まった。早坂秀悟(30=宮城)が一気のスパートで出切ると、番手の永沢剛(31=青森)は、早坂のダッシュに少し口が空きながらも、懸命に追いついてゴールでちょい差しを決めた。

 永沢は「早坂がマジで強かった。一瞬、離れてしまったので、まずいと思ったが何とかしのげてホッとしました」。いつも通り大きな体を小さくして謙遜していたが、今節は随所で光る動きを見せている。決勝も早坂の仕掛け次第では出番がありそうだ。