10月の前橋競輪「G1寛仁親王牌」で優勝した稲垣裕之(39=京都)の優勝報告会が22日、向日町競輪の特設ステージで行われた。

 「なかなかチャンスが生かせなくて、ファンの方や仲間には申し訳なく、もうG1には縁がないのかと思ったくらい」とこれまでの思いを吐露した。「その前の平安賞(向日町G3)優勝で気持ちが乗ったし、脇本(雄太)君の頑張りにも応えられた。G1をとってグランプリに出る目標がかなった。年末は村上(義弘)さんと頑張る」と年末の大一番へ意欲を見せ、ファンの喝采を浴びていた。