12R優勝戦は良走路で行われ、高塚義明(37=川口)が今年2回目、通算4回目の優勝を飾った。

 地元の29期が機力を前面に押し出してライバルをねじ伏せた。試走はメンバー中一番の3秒30を出して好調をアピールした。「1番人気で少し緊張したが、ピットで落ち着いて平常心で臨めたのが良かった」。

 枠なりの7番手スタートから着実に順位を押し上げ、5周1角で逃げた同期の猪熊龍太をさばいて勝負を決めた。

 今節はタイヤのリムを鉄からアルミに交換して動きがスムーズになった。「回り足が良くなり直線で伸びる。いい所だらけ。こんなことなら10年前ぐらいにアルミにすれば良かった(笑い)」。高塚は次走の飯塚開設60周年記念レース(19日開幕)でG1初優出を目指す。