【GP賞金13~15位・選手紹介】

 篠崎仁志(29=福岡)13位

 秋口からのラッシュはすごかった。9月の多摩川周年制覇を皮切りにからつ、芦屋と2つのG2で優勝。大村チャレンジCではSG初優出した。「何かを変えたわけではないが、モチベーションはキープできている」と振り返った。元志との兄弟対決にも注目が集まる。「目標は決定戦に2人で乗ること」。史上最強の兄弟レーサーを目指す。

 辻栄蔵(41=広島)14位

 大村SGチャレンジCで準優勝してグランプリ出場を勝ち取った。「最後はいい調整ができた」と満足そうに話す。今年は序盤戦で苦しい戦いが続き8月までG1優出はわずか2回。だが9月宮島、11月若松G1優出で流れが変わった。「グランプリは行き続けることが力の証明。去年は1stで転覆したが、今年もいつも通りやるだけ」。ひょうひょうとV取りを狙う。

 白井英治(40=山口)15位

 無心で挑み、2年ぶり4回目のグランプリ出場を決めた。8月徳山でフライング。直後の桐生メモリアルは不良航法、優勝を狙った10月徳山周年は優出漏れした。「賞金を考えるほど悪い方にいく。何も考えずに走ろうと」。11月大村チャレンジCはF休みと重なり、ラスト勝負となった福岡ダービーの優出2着で念願がかなった。攻撃力は屈指、下克上Vを狙う。

※明日はGP・QC賞金12位