119期の新人高岡竜也(23=山口)が健闘している。

 初日の1R。6コースからまくり差しで入って一時は2番手を走っていたが、最後に抜かれて3着に終わった。「自分なりにいいターンはできたと思ったんですが…」と悔しさもちらり。デビュー戦の徳山では「緊張もあったが、人に当ててはいけないなどと余計なことを考えてしまいました」と雑念が入って不完全燃焼だった。「今節は頭を白紙の状態に戻して臨んでます」。レースだから接触は仕方ない。それでいいのではないか。ハンドルもよく入っている。初めての尼崎については「地元の徳山より走りやすい感じです」といいイメージを持ったようだ。足もいい。デビュー2場所目の水神祭については「あまり意識せずに走りたい」と自分のターンに徹するつもりだ。